カウボーイGメン
政府の密偵パット・ギャラガー(ラッセル・ヘイドン)が相棒のストーニー・クロケット(ジャッキー・クーガン)と法の正義を守るために悪漢たちと戦う30分西部劇です。アメリカではテレビ創生期の1952年~53年に放送(全39話)されました。日本でも1956年にKRT(現:TBS)系列で放送されました。これは日本最初の海外ドラマであるとともに、最初の日本語吹替えドラマでもありました。当時の関係者の話によると、原音を消さないで滝口順平さんが一人でやっていたとのこと。二重音声になっているわけです。生放送で何も残っておらず、紙芝居か無声映画の弁士のように演じていたんですかね。当時のテレビ台数は30万台以下で今や憶えている人は皆無に近いでしょう。DVDが発売されているので、ドラマの内容については知ることができます。DVDに収録されているのは、「女性町長」「絞首刑裁判」「黄金のオオカミ」の3本。「女性町長」は政府の公道で通行料を取っている町の調査、「絞首刑裁判」は不審な判決をくだす判事の調査、「黄金のオオカミ」は政府がかけた賞金を騙しとろうとする猟師の不正を暴く物語で、政府に対して敵対行為をする相手と戦うわけです。彼らの身分は政府のエージェントなんですが、西部開拓時代に情報部員なんていたんですかね。政府のエージェントを主人公にした人気西部劇に『ワイルド・ウエスト』がありますが、ちょうどスパイブームの時に放送されていたので架空の身分だと思っていました。
主人公と相棒という設定は子供向け30分西部劇の定番で、相棒はコメディリリ-フの役割です。相棒役のジャッキー・クーガンは、サイレント映画時代は子役(チャップリンの『キッド』に出演)として有名でした。画像の左がジャッキー・クーガン
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